オススメ漫画その3〜サマータイムレンダ〜
今回おすすめするのはサマータイムレンダです。
掲載雑誌:ジャンプ+(アプリ)
作画:田中靖規
あらすじ
網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。
『「影」を見た者は死ぬ』-。
翌日、突如として姿を消す島民一家。慎平は、一家の失踪の真相を追ううちに「影」の思惑に巻き込まれていく。
引用:wikipedia
既に完結しておりますが、今年4月からアニメ放映も決まっております。個人的にはずっと待ち望んでいたメディアミックスなので、楽しみ。また、実写化も控えているようです。
田中靖規先生は、元々週刊少年ジャンプで連載しておりました。
「瞳のカトブレパス」「鍵人」といえば、ジャンプ愛読者にとってはお馴染みの作品になります。
実は田中先生、連載前から既に話題になってました。
それは「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生のアシスタントだったからです。
だもんで、非常に期待が高かったわけです。
瞳のカトブレパスは描き文字やバトル展開はジョジョを彷彿とさせます。
ただ、どちらもいわゆる打ち切り作品となり、それ以降、田中先生は少年ジャンプから姿を消しました。
その田中先生が戻ってきたわけですよ!
この作品の魅力は、とにかく「面白そう」な要素が山盛りにある事だと思います。
ジャンルとしては、青春、ホラー、SF、ミステリー、サバイバル、古の風習、そして能力バトル。全てが、高水準に描かれていて、巧みに絡み合ってくる様が爽快です。
同じ意味合いで貴志祐介の「新世界より」のようなボリューミーなエンタメになってます。
言い換えると「どうすれば大ヒットするか」計算して、練りに練って、作品を放った田中先生自身の人間としての意地が垣間見える、凄い作品です。
作品の性質上、ネタバレがよろしくないので、あまり深くは言えませんが、是非とも何の予備知識もなく1話から読んでほしいです。これほどのエンタメのジェットコースター感を味わえる作品は、世の中にあまり多くは存在しません。
昨今、アニメ作品によって漫画の人気に火が点くケースが多いので、このサマータイムレンダももっともっと世に認知されて欲しいなぁ、と思ってます。
このサマータイムレンダの舞台になった島で行われるリアル脱出ゲームがあるらしいのですが、クッソ面白そうです。なかなか遠くだからいけないけどね。
というわけで、サマータイムレンダ、気になった方はぜひ御一読くださいませ。
2022年17号の感想
というわけで、今週の感想。
ぶっちゃけワンピースが待ち遠しかったよね。
■サカモトデイズ
見開きが迫力あって好き。
扉絵カラーも看板背負ってるんで…感強い。
原画がみたいからまたジャンプ展やってほしい。
キルア…じゃなくて晶覚醒ですが、うーん。
もうちょっと駄目な感じを続けて欲しかったけどサカモトの同僚なんだ。
何となく一本調子な感じ。
■ワンピース
待ってました!!待ってました…けどよぅ。
予想はしてた!確かに尾田先生はストレートなカッコ良さで描かないよね!
ギア5に慣れる日は来るのだろうか…。
意外とフィギュア化したらかっこ良くなりそう。
太陽の神ってことはやっぱりラスボスは黒髭になるんだろうなー。
■呪術廻戦
ゴキブリと遊ぶリカが可愛い。
領域展開不発かぁー。
真っ当にバチバチやってるのを見たかった。
烏鷺は退場なのかな?
というか、黒沐死や石流もキャラが良いから忘れてたけど、ただのイチプレイヤーなんだよね。
いつ消えてもおかしくないんだよなぁ。
呪術廻戦の「呪霊」って人が恐れたり嫌ったりするマイナスの感情が多ければ多いものほど強いって設定、面白いですよね。黒沐死の「ゴキブリ」なんて出てきた時点で「え…強さやばそうじゃない?」って思えますからね。乙骨に瞬殺されたけど。
■アオのハコ
ミサンガってまだあんの?
意外とあれも長い文化になったよなぁ。
今回は恋愛漫画ではベタベタなお泊り回スタートって感じですけど、自分は高校生の時に、急なお泊りができる程の金(平日民宿なら6000円くらい?)財布には常に無かったので大輝くんは端からワンチャン狙ってたのだと思われます。
■僕とロボコ
ダイの大冒険読んだのかな。
ロボコのパンツの一言ネタが毎回気になります。
梅雨ちゃんイイ女やで。
荼毘の絵が良いですね!!
堀越先生の絵、大好き。
次号休載なんで、残念。
■夜桜さんちの大作戦
凶一郎がなぜ包囲されているのか?
ちゃんと読んでなかった自分には理解できてません。
バックナンバー読まないとなぁ…。
面倒くさいなぁ…。
■地球の子
本当に直感だけど、今回打ち切りの匂いがした。
テンポが遅すぎる気がする。
作品としての方向性のうやむやを少しずつ解消していく、このやり方は絶対に少年ジャンプ向きではないような…。
毎週もったいぶって引っ張って、その引っ張ったものの正体がいまいちよくわからない感じ。
伝説の作品、サムライエイトを彷彿とさせました。
新海先生、頑張ってくれ!!
■レイルウェイ・ゲイトウェイ(読切)
メチャメチャ良ぇやん!!
誰しもが妄想したことがあるであろうロケーションから物語は始まって、模範的な起承転を辿って読後感の良いエンディングへと繋がる…凄いです。
主人公にとっての駅のホームが、生かされた場所から選択の場所に変わるというシークエンスは、前向きな成長の象徴で見てて気持ち良い。
そして、主人公が出した結論、これが逆に新鮮で良いな、と思いました。
この一作で逸茂エルク先生のファンになりました。
多分女性作家だと思う。
■高校生家族
一郎の1ページブチ抜きで椅子を磨くコマが好き。
■逃げ上手の若君
尊氏との直接対決はじまりましたね。
でも、この戦い結末はもうわかってるわけで。
そこから時行がどのように逃げるか、がメインですよね。
でも何となく誰かが死にそうな気配。
死んで時行が覚醒する気配。
というか、そろそろ覚醒してほしい。
■あかね噺
テンポいいっすよね!
でも何かこれも打ち切りの匂いが…。
今ってバトル漫画における最も人気の取れない修行回をやってるわけで、さらに落語テーマだと絵面が地味になりがちなので、ヒヤヒヤします。
なんだろう、とりあえず敵が欲しい感じ!
エゲツない敵が。
■4コマキャッチャー(読切)
嫌いじゃない。
■PPPPPP
何が衝撃って、ラッキー君は星だったのね。
荒川アンダーザブリッジまんまじゃないか!
初出じゃないかもしれんけど、初めて気づいた。
■未来からの来訪者(読切)
難しかったなぁー。
こういうネーム力をガンガン振りかざしてくる作風の割に、読後に印象に残ったセリフが一つもなかった。
漫才のような掛け合い形式なんだけど、ボケとツッコミの繰り返しで、ストーリー全体としての緩急が無いので何だか平坦な感じがしてしまった。
■ウィッチウォッチ
おもしれーじゃん。
篠原先生っぽいギャグ回で好き。
ニコが最初にしおらしく捕われていて、ボケなかった時点で「あぁ…これは犯人とグルなんだな…」と読み取った私はウィッチウォッチ検定3級くらいでしょうか。
■あやトラ
今週はエロ無し。
電車の中でもギリギリ読める。
■アンデッドアンラック
プロットがちゃんとしてるんだけど、相変わらずおっさんにはついていけないです。
ルーシーはシールの天敵だから名前が反転してるの?
以上が気付いたことです。
■ドロンドロロン
何となくアニメ映えしそうな回。
でも多分アニメ化までいかない気が…。
剣と喋って戦うのは好き。
■守れ!しゅごまる
ウィッチウォッチとネタ被ってるじゃん…。
■アヤシモン
なんか、バタついてて大変そう。
地獄楽面白いのになー。
◆総括
今回はワンピースにつきますね。
とはいえ、ギア5の全貌はしっかりと明かされていないので次も早く読みたいですね。
ちなみに来週はしまぶーも戻ってくるので楽しみ。
しまぶーの読切結構面白いからなぁ。
オススメ漫画その2〜左ききのエレン〜
今回おすすめするのは左ききのエレンです。
掲載雑誌:ジャンプ+(アプリ)
原作:かっぴー
作画:nifuni
あらすじ
大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー朝倉光一は、いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった。3億のキャンペーンのデザインを担当する光一はプレゼンで勝利するものの、プロジェクトから外されてしまう。失意の中、光一は地元の横浜へタクシーで向かい、学生時代の過去を思い出す。キャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」
引用:wikipedia
これは、社会人のための少年漫画です。
やっぱり社会人に刺さる部分が多いです。
特に「人生かけて何かを目指して、それを諦めたことのある社会人」は涙無しには読めないと思います。
私自身がそうだったので。
出てくるキャラクターが皆魅力的です。
ちょっと嫌な感じの奴がいてもそれぞれの正義を持っており、皆一生懸命だから憎めない。
そして、才能豊かで仕事ができる人が多い。
そんな中で主人公光一は、そんじょそこらの少年漫画にゃ負けないほど、眩しい主人公です。
才能が無かったり、仕事が出来なかったり、コミュニケーション下手だったり、読者が自己投影しつつ、「でもあの時自分がこんな風に頑張れてたら…」と思わせてくれるとっても眩しいキャラクターです。
んで、こういう特殊な業界(アートとか広告代理店)の作品って、その業界にいないとわからない単語や空気感を、少し咀嚼するのに時間がかかるような「あらごし」表現してる作品って個人的に大好きで、左ききのエレンにも沢山そういう描写が出てきます。
んでもって凄いのが原作の、かっぴー先生は元々広告代理店出身なんで仕事に対するアイディアがガチなんですよ。「左ききのエレン」の光一達が出したアイディア=かっぴー先生のアイディアが実際にZoffの広告で新聞広告賞取ったりしてます。
だから原作者の力が非常に強い作品だとは思いますが、nifuni先生の絵もとても魅力的です。最初の頃は、美術よりの絵で少年漫画っぽくはないのですが、最新19巻では完璧に少年漫画の線になってます。キャラクターに感情移入する上で、ビジュアルもとっても大切なんだなぁ、と思いました。
ドラマ化もされているのですが…。
神谷さんは絶対に石崎ひゅーいじゃないだろ!!
石崎ひゅーいはミュージシャンとしては大好きだけど!
かっぴー先生が描かれている(ONE先生版ワンパンマン的な)本作の続編、左ききのエレンHYPEが滅茶苦茶面白いです。KindleUnlimitedで最新単行本まで読めるので一気に読んでしまいました。滅茶苦茶面白いし、ちゃんと全部が小気味よく収束していく様は藤田和日郎作品を彷彿とさせます。
でも出来るならnifuni先生の絵でも読みたい!
ちなみに、憧れのキャラクターは光一。
自分は絶対なれないけどカッコイイのは柳さん。
そして、大好きなキャラはアラタです。
というわけで、左ききのエレン、気になった方はぜひ御一読くださいませ。
オススメ漫画その1 〜トリリオンゲーム〜
今回おすすめするのはトリリオンゲームです。
掲載雑誌:ビッグコミックスペリオール
原作:稲垣理一郎
作画:池上遼一
あらすじ
世界一のわがまま男の天王寺陽(ハル)と、まじめで小心な平学(ガク)。 正反対な性格の二人が、ゼロから起業し、この世のすべてを手にできるほどの金額、1兆ドル(トリリオンダラー)の獲得を目指す姿を描いた、破天荒な起業ストーリー。
引用:マンガペディア
アイシールド21やドクターストーンと稲垣理一郎先生原作というわけで、抜群の安定感を感じます。
個人的に思う、稲垣作品の良さとは
・キャラが強い
・テンポが早い
・短期、中期、長期目標が明示されている
です。
今回のトリリオンゲームもその良さが発揮されている作品です。
キャラの強さ、という意味で稲垣作品で多いのが、パーフェクトヒューマンを分解して主要キャラにバラす、という手法です。
例えばアイシールドなら、頭脳、パワー、スピード、全てが優れている主人公ではなく、ヒル魔、栗田、セナに振ったように。
例えばドクターストーンなら、知識、武力、技術を千空、獅子王、カセキに振ったように。
トリリオンゲームは、カリスマ性、技術力、根性をハルとガクと凛々に振り分けているのではないか、と思います。ハルとガクは、スティーブジョブズとウォズニアックの関係を彷彿とさせますね。
んで、根本としてどのキャラも「良いやつ」か「熱いやつ」であるからストレスフリーで物語に入っていけます。
事業モデルとしては多分かなり無理のあるストーリーではあるのですが、「不可能でしょ」と思う課題を涼しい顔で達成していくハルは、本当に魅力的です。そして、そのハルが信頼する仲間も魅力的です。
あとは池上遼一先生の絵が良いです!
稲垣作品になると、「崩れた顔」の描写が多々出てきます。池上作品はハードボイルドな表情というイメージが強かったのですが、池上先生の描く「崩れた顔」は、普段怖い人が意外と茶目っ気のある部分を見せた時に通じるような、安心感と人懐っこさを感じます。
もちろん池上先生自身は非常に画力が高いのですが、稲垣先生とのタッグはまた別の魅力を引き出してるように思えます。
というわけで、トリリオンゲーム、気になった方はぜひ御一読くださいませ。
2022年16号の感想
というわけで、今週の感想。
今週は三連休なので土曜発売でした。
まだ読んでない方は読んでから来てね。
■高校生家族
最終回かと思ってびっくりした。
巻頭カラーって。
何だか、今回は作品の今後の方向性を示唆してる気がした。
今までは(磯兵衛の頃から)割とわかりやすいフリとボケとオチがあって、それを少年漫画らしく構成してきたけど、最近どちらかというと日常系で、やもすれば読み流してしまう、でもよく読むと実はシュールみたいな、そういう方向性にシフトしてきてる。
わかりやすく言うと、稲中卓球部→僕といっしょ(もしくはグリーンヒル)って感じ。
嫌いじゃないです。
あぁ、そうなるのね。ウラビティVSトガヒミコか。
でもデクと戦うよりそっちの方が楽しそう。
そして、ツユちゃんの頼りがいよ。
無個性で生まれ、ヒーローになりたくて苦心したデクと、普通とは違う感覚を持って生まれ、普通であれと強要されたヒミコは似てるようで全然違う。
同じ人を好きになったとはいえ、それぞれがデクに惹かれた理由がズレてるからそりゃ、わかりあえないよねー、なんて真面目に考えてみたり。
■呪術廻戦
最後のシーンBLEACHかと思った。アツい。
芥見先生、久保先生とのインタビューで
「BLEACHが漫画描くきっかけになりました」
「いや君冨樫先生大好きだろ」
とツッコまれてたけど、久保先生大丈夫、BLEACH要素しっかりあります。
解呪したはずの「里香」ではなく「リカ」だった謎が少し解けましたね。
「外付け」と表現したけど、ハードというよりクラウドに近いものがあるんでしょうか。
指輪が通信媒体ってことですよね。
んでアクセスには制限がある、と。
乙骨の領域展開楽しみ。
■ウィッチウォッチ
「グロテスクなもの程旨いって言うでしょ」
「それ素材の話やろ」
確かに。
自分の食べる分だけ守るモリヒトはナチュラルに鬼畜だと思いました。
■マッシュル
ダイの大冒険でおんなじの見たなぁ。
最後の戦いって事はたたみにかかってますね。
んで、マッシュにはまだ最終形態がある、と。
当然だよなぁ…、今までも基本的に理性保ってクールに戦ってきたわけだし。
でもマッシュにはクールな感じは崩さないでもらいたいです。
■夜桜さんちの大作戦
出雲との邂逅のシーン、よく見てください。
モップで掃除してるところの3コマ。
■アオのハコ
もう雛ちゃんで良いじゃ〜ん。
多分千夏先輩と大喜と電車でどっか行って、千夏先輩の中にある大喜への気持ちに気付くわけでしょ?
わかったよ!!雛ちゃんは中島(メガネくん、本名不詳)と幸せになってくれ!
■あかね噺
茂野吾郎がリトルリーグ時代に、大人顔負けの速球のみでは試合に勝てず、チームワークの大事さを学んだってことですよ。
アウトを取るという目的だけを見れば、速球というのは手段の一つに過ぎないんですよね。
ん?あかね噺の話です。
個人的にはもう少し無双してほしかった。
■エクソシストのキヨシ君(読み切り)
面白いね!!良かった!!
病魔田が出てきたのが唐突過ぎて、あぁ女の子に取り付いてたのコイツだったのね、と理解するのに何回か読み返してしまった。そこだけ凄く解りにくかったけど、全体的にはベタで王道。
ギャグも嫌いじゃない。
でもこの設定は正直お腹いっぱいっす。
後絵柄がワンピースフォロワーっぽくてちょっと苦手。
Mr.Childrenが好きだから、桜井さんに似た声のボーカルがいる別のバンドは曲が良くてもあんま好きになれないよね、的な感じ。
■ブラクロ
アスタ強ぇー。
悪魔もやっぱり股関は隠すんすね!
■PPPPPR
なるほどぉ…ミーミンにはそんな過去が…!!
メロリン?
カタカナ多いと人物憶えづらいおっさんです。
■地球の子
衛のモノローグが入りましたね。
やっぱりそう遠くないうちに主人公交代になるのかな。
今回はベタだけどアツかったですね。
「だがわかる」
こういうネーム大好きです。
■サカモトデイズ
木を切り倒す一枚絵カッコ良すぎだろ。
あとハンター4次試験で出てきた好血蝶が出てきた気がしたけどそんなことは無かったぜ!!
■アンデッドアンラック
本作の戦闘描写って意外に頭使うんですよね。
でも絵がデフォルメ強いから単純なことしてるようで、騙されて「よくわかんなく」なっちゃう。
はい、よくわかってないんです、私。
■僕とロボコ
ジャンプ成分1週間しか保たないのはあるある。
ハンターとデスノート好っきやなぁ。
ホントにロボコはジャンプに愛されてる。
■あやトラ
新キャラです。
うん、そうね。いないタイプだもんね。
■逃げ上手の若君
掲載順位危ないなぁ。
松井先生はネウロの時、短期、中期、長期、連載期間ごとに綺麗に終われるパターンを用意してたというけど、歴史モノだと結構厳しいよね。
単品作品としてはなんか上手くまとまってる感かあるというか、器用に作りました感があるというか。
よくある話なのに、母、姉、父が実はゲーマーでしたってネタバラシ部分が一々違和感があるような。
■アヤシモン
うーん、やっぱりキャラデザが地味っす。
好みなのかなぁ?
性格がパッと見て伝わらないので、入れない。
■ドロンドロロン
あれ?鬼滅の刃やってたっけ?
那田蜘蛛山のような…。
お母さん糸で操るし。
お父さんパワー系だったしね。
■守れしゅごまる
誰得?
◆総括
土曜日発売だったので朝からゴロゴロゆっくり読んでゆっくり感想書いてたら凄い量になりました。呪術廻戦が無かったらマジで今週は辛かったね。来週はワンピースが戻ってくるぞー!!
2022年15号の感想
というわけで、今週の感想。
電子版を定期購読してるんだけど、画像とか使って大丈夫なのかな。
一応表紙画像は本家ジャンプツイッターより拝借してます。
■ブラクロ
アスタ覚醒回。けどどうもデザインが好きになれない。少年漫画王道作品なんだけど、正直雰囲気が尖ってて個人的にはあまりはまり込めないです。多分物語もたたみにかかっているので、円満終了を願います。
■サカモトデイズ
ハンター試験の4次試験がはじまりました。
まぁ、閉鎖空間でのサバイバル試験って、古くは1970年代に刊行された平井和正のゾンビハンター(小説)あたりがモチーフなのかなー、と思ったり。
初期と比べて滅茶苦茶画力高くなったがゆえに、初期のキャラデザと最新のモブキャラの顔の画風がかなり違って違和感。
■ワンピース
ト書きで「勝者カイドウ」としているけれど、どう見てもルフィが覚醒して勝つパターン。
ただ、物語としてはモモの助がカイドウを打った方が美しい気がするのですが…。
ヤマトとモモの助がどう絡んでくるのか。
ジョイボーイモードのルフィ楽しみだけど次号休載。
トガヒミコが可愛い回。
団体戦気味だけど、昔より読みやすくなった気がしてます。団体戦って描くの多分難しいんだよね。
堀越先生の女性キャラはみんな可愛いっす。
一番好きなのは逢魔が時動物園の蒼井華ちゃんです。
■等身大フィギュアシオン先生(読切)
芥見先生の代打。
絵柄は最近のぷよぷよキャラみたいで面白い。
■アオのハコ
千夏先輩…
なんだか自分の青春時代のキュンとした感情を思い出しました。
こんな思い出ないけど。男子校だったし。
ていうか大貴くん、どっちかに絞りなさい、って思っちゃう私は完全におっさん。
それができないのが、わからないのが若さですよね。
■アンデッドアンラック
…人なら服の趣味終わってるぜ
って、服着てないアンディが言う説得力の無さ。
新たなる敵登場で盛り上がってる回。
なんだろうけど!
ごめん!ここ30週くらい、私の脳の処理が追いつかなくて何やってるかずっとわかってません。
でも読むけどね。
■地球の子
新海先生好きです。
というかジャンプが好きな人はみんな好きでしょ。
自分は作家ではないけど、なんだか「死線を共に乗り越えてきた同期」感ありますよね。
でも…ちょっと今作難しいです…。
設定や演出は「練ってきた」感じするだけど。
多分、明確な目標というか、どうすればクリアみたいなのが不明確なままストーリーが進んでるので、まだ入り込めない感じがあります。
■鵺ん家(読切)
妖怪バディもの。
あんまり好きじゃない。
既視感が強い。
学郎→ワートリのミック、鵺→ぬら孫の羽衣狐、玉藻→夏目友人帳のにゃんこ先生みたいな。
■高校生家族
バーチャルアマゾネスのくだりはもっと面白くなったんじゃねぇかなぁ?!!
青山、好き。
お泊り会編はノリではじめて、意外と広がらずに尻すぼみで終わってしまった気がします。
次回からに期待。
■あかね噺
弟子入りしましたね。
と同時に見習い→前座を目指すという短期目標が明示される回。
恐らくMAJORの茂野吾郎の小学生編のような展開になるでしょう。
あかねは演技力は二つ目クラスでしょうから、そこの爽快感を交えつつ、弱点を明確にしていく感じな気が。
■ウィッチウォッチ
篠原先生こういうの上手いよなぁ、と思う。
オチもらしい、というか、普通こういう風に落とさないよね、っていう感じで好き。
ジーンズ回とか、最近はモリヒトのキャラが確立されつつあって良い。
■逃げ上手の若君
楠木正成はワクワクしますね。
あの時代のスターの1人ですから。
ぶっちゃけこの時代って細かい歴史背景をもう忘れつつあるので、この先どうなるのかよくわかってないのですが、楠木正成は多分良いキャラで終わるんだろうな。
■僕とロボコ
ハンターハンター好っきやなぁー。
ロボコは本当に今のジャンプの良心。
ガチゴリラTシャツ欲しい。
■夜桜さんちの大作戦
個人的にあまり真面目には読んでません。
でも権平先生は、私の大好きなうすた京介先生のアシスタントである、という確信めいた予感があります。
これは誰に言っても理解されませんが、神の雫の神崎雫ばりにうすた京介のテロワールを感じます。
■PPPPPP
ジャンプ文化系。
せっかく音楽テーマなのに、技術的な部分がまったくクローズアップされないから、主人公の成長具合がわかりにくいです。
流し読みしてたけど、ブログ始めたからこれからちゃんと読もうかな。
■あやトラ
祭里エロ回。
矢吹先生の描く女性、少し太ましくなりましたよね。
■守れしゅごまる
力技にも限度があるだろうが!!
■マッシュル
少年ジャンプのワンパンマン。
「次から次へと…」
これは全読者の気持ちだと思います!
基本的には同じことの繰り返しだから飽きる。
BLEACHと同じなんだけどBLEACHは絵やキャラデザ、構図が凄いから楽しめる。
■アヤシモン
地獄楽の賀来先生はどこいったん?!
敵の不気味さが足りません。
意外と打ち切られちゃうのか?
■ドロンドロロン
トリコのトミーロッドが出てきた…!
初回は好きだったんだけどなぁ…。
キャラデザインが雑な気がして、全然残らない。
あと、セリフ回しが単調。
◆総括
ぶっちゃけ流し読み作品多かったので、ちゃんと読むようにしていきます。
基本的にはジャンプ刊行された週の月曜日or火曜日には更新予定です。
当ブログについて。
どうも、はじめまして。
くまさんと申します。
私の人生の教科書は少年ジャンプでした。
作品から直接学ぶことはもちろん、毎週月曜日に学校でするジャンプの話題はコミュニケーションツールの一つでもありました。
今、くまさんは紛うことなきおっさんです。
もう毎週月曜日にジャンプを語らう事もありません。
たまに今週のワンピースやばいな、みたいなLINEを友人とする程度に留まります。
でも何歳になってもワクワクがあれば少年。
まだまだジャンプの話がしたい。
もしかしたらどこかの誰かにひっそりと受け取ってもらえるかもしれない…。
そんな希望を抱き
毎週、ジャンプの感想をブツブツ書き連ねるブログはじめます。
どうぞ、よろしくお願いします。
くまさんより