今週のジャンプ

ジャンプやジャンプ+作品についての最新の感想を書き連ねていくだけのブログ。たまにジャンプ作品以外も。

オススメ漫画その3〜サマータイムレンダ〜

f:id:kumasancook:20220320172029j:image

 

今回おすすめするのはサマータイムレンダです。

 

 

 

掲載雑誌:ジャンプ+(アプリ)

 

作画:田中靖規

 

あらすじ

網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。

 

『「影」を見た者は死ぬ』-。

 

翌日、突如として姿を消す島民一家。慎平は、一家の失踪の真相を追ううちに「影」の思惑に巻き込まれていく。

引用:wikipedia

 

既に完結しておりますが、今年4月からアニメ放映も決まっております。個人的にはずっと待ち望んでいたメディアミックスなので、楽しみ。また、実写化も控えているようです。

 

田中靖規先生は、元々週刊少年ジャンプで連載しておりました。

「瞳のカトブレパス」「鍵人」といえば、ジャンプ愛読者にとってはお馴染みの作品になります。

実は田中先生、連載前から既に話題になってました。

それは「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生のアシスタントだったからです。

だもんで、非常に期待が高かったわけです。

瞳のカトブレパスは描き文字やバトル展開はジョジョを彷彿とさせます。

 

ただ、どちらもいわゆる打ち切り作品となり、それ以降、田中先生は少年ジャンプから姿を消しました。

 

その田中先生が戻ってきたわけですよ!

 

この作品の魅力は、とにかく「面白そう」な要素が山盛りにある事だと思います。

ジャンルとしては、青春、ホラー、SF、ミステリー、サバイバル、古の風習、そして能力バトル。全てが、高水準に描かれていて、巧みに絡み合ってくる様が爽快です。

同じ意味合いで貴志祐介の「新世界より」のようなボリューミーなエンタメになってます。

 

言い換えると「どうすれば大ヒットするか」計算して、練りに練って、作品を放った田中先生自身の人間としての意地が垣間見える、凄い作品です。

 

作品の性質上、ネタバレがよろしくないので、あまり深くは言えませんが、是非とも何の予備知識もなく1話から読んでほしいです。これほどのエンタメのジェットコースター感を味わえる作品は、世の中にあまり多くは存在しません。

 

昨今、アニメ作品によって漫画の人気に火が点くケースが多いので、このサマータイムレンダももっともっと世に認知されて欲しいなぁ、と思ってます。

 

このサマータイムレンダの舞台になった島で行われるリアル脱出ゲームがあるらしいのですが、クッソ面白そうです。なかなか遠くだからいけないけどね。

 

というわけで、サマータイムレンダ、気になった方はぜひ御一読くださいませ。