2022年52号の感想
というわけで、今週の感想いきます。
■イチゴーキ!操縦中
地元がジャパンの林先生帰還。
地元がジャパンはアニメ化もしたわけなので、割とカルトな人気はある作品だったと思いますし、自分も嫌いではありませんでした。
今回は、完全に己のギャグセンスのみで勝負してきた感じで良いです。
ただ、個人的には少し雑というか、ネタが不親切な印象は受けました。
例えば、バナナを「全部食べてください!」に対しての「サイコパス…?」というツッコミは意味はわかるものの芯食ってない感じな気がします。
しかも、ライバル作品がロボコということで、かなり手強いですけどね。
ただ、最後の一コマのカッコ良さに持ってかれたので基本的には好きだし、期待しております。
■呪術廻戦
九十九の術式強すぎる。
質量を扱うって、この作品だと滅茶苦茶強い気がする。
対する夏油は重力、ということで良い勝負っぽいですが。
夏油と九十九の思考合戦はなかなか読み応えあります。
強者同士の戦いって感じがして好き。
そして消極案を選ぼうとした九十九に対して、領域展開を繰り出す夏油。
この何気なく出す感じもしびれます。
んで、天元は何をやろうとしてるんでしょうね。
■あかね噺
うららの領域展開発動!!!
絶対多くの人が思ったはず。
このやりすぎなくらいの表現はたまらんですね。
あかね噺には、ここまでの力量表現が無かったと思うので滅茶苦茶ワクワクします。
ここに来て、また一段階面白さのギアが上がってるのが素敵。
■サカモトデイズ
神々廻と四ツ村の戦い、たまんないね!!
バトルテンポの緩急が凄いし、絵力も強い。
ほんとにバトル描写上手いよなぁ。
最後のシーンは看板に相応しい一コマだったと思います。
メタ的にもどちらが勝つかわからないので、ハラハラ。
次週もまた楽しみ。
■暗号学園のいろは
なんだかんだ、まだ楽しみな作品。
出てくる暗号はビタイチ解ける気がしないけど、それで良さそう。
ロジカルに答え合わせしてくれるだけで、読み応えありますから。
凍が言っているように「その大半は嘘をついている」ということは、凍自身もまた本当の事を隠している可能性が高いですよね。
その辺が、ストーリーのキモになってきそうな気がしてます。
一旦、東洲斎VS凍という構図について深く説明してくれたので今後も見守ろうと思います。
■ウィッチウォッチ
篠原先生の癖全開っすなぁ。
個人的にはこういう性別転換系の話はあんまり馴染めませんが、久々の日常回ギャグでホッとした感じです。
もいちゃんがノリノリになっているのは微笑ましくて好き。
しかし、この一見最近の若者ノリっぽい感じって本当に若者は違和感なく受け止めてるんでしょうか。
わたしはおっさんなのでわかりませんが、もしそうだとしたら篠原先生はすげぇなぁ、と素直に思います。
おっさんが形だけなぞると死ぬほどサブいことになりますからね。
結構絶望的な展開。
なんか、最終決戦になってからストレス溜まる展開多いです。
良かったのはデクがシガラキボコしてくれた所くらいですか。
現状はどんどんヒーロー側に劣勢な要素が増えている感じ。
そろそろ反撃ののろしを上げたいし、そのためにはオールマイト来て欲しい気持ちはあるのですが、ここでオールマイトが出てしまうと、デクがヒーローを託された意味が薄くなってしまいそうで、複雑な気分です。
■アオのハコ
着ぐるみの中で泣く雛ちゃん可哀そう、に尽きる。
なんだかんだ、ちゃっかりと進展しつづけてる大喜。
せめてこのままストレートに千夏パイセンとくっついてくれよ。
■一ノ瀬家の大罪
あぁー、こうきたか!!!
これは結構すげぇ展開だと思いました。
そしてアップテンポなのがめちゃくちゃ良い。
ヘビーな話だけど、ポップに読ませるというか。
なるほど、えぐみの緩衝材はテンポが担ってるってことなんですね。
立場が逆転した時の翼君って、本当に心の繊細な動きをちゃんと表現している気がします。
えぐいくらい心情描写の解像度が高いのにびっくりします。
どんどんカオスな展開になっていっており、第一話からどんどんスピードが上がってるのが凄い。
■逃げ上手の若君
正義っぽい動きをしろと言われている奴大好き。
こういうモブは松井先生っぽくて安心します。
今川の奥の手もなんだかストレートにキモそうで楽しみ。
■僕とロボコ
クラファンで資金集めて山手線をロボコ無限列車できるよー!!
じゃないよ。
全然意味わかんないけど宮崎先生が楽しんでそうだからいっか。
ロボコの消え方好き。
■ギンカとリューナ
ギンカとリューナは何とか掲載順位踏みとどまってますね。
ただ、まだまだ安心できる感じではないです。
シェヘラザードのデザイン凄く好きなんだけど、こういうのが魅力的な悪役だと良いんだけどなー。
今のところ、そういう悪役が全然出てこないので、どうしても話が尻すぼみになってる気がします。
ここらへんで大きな展開を入れて欲しいです。
はい、めっちゃ面白い。
ここまで旅団過去編をしっかりと、端的に描いてくれて感謝。
話の密度が高すぎるでしょ。
グラフィーノが憑依した時のクロロ、めちゃくちゃ良いね。
皆が圧倒されるのもよくわかります。
こういう表現て本当に超一流漫画家しか出来ないですよね。
そしてサラサの「吹き替え♪」で全員が和むシーン。
素晴らしすぎるでしょ。
こういう物語の何気ない展開に感動シーンを持ってくるなんて。
そして、マチが可愛い。
凄くほのぼのな旅団が、あんなふうになってしまうのは、きっとサラサがきっかけなんでしょうね。
いやーもう後4週?早いなぁ。さみしいなぁ。
■夜桜さんちの大作戦
ここ最近の展開って、一度やりきった部分をまた壊して、組み立ててみたいな事を繰り返されてる感じで、きついです。
全員取り込まれるのを凶一郎が何とかする展開にするのであれば二刃や辛三のところいらなかったんじゃね?と思ってしまいます。
まぁ、来週話動くかな?
■アンデッドアンラック
長髪風子可愛いーなー。
ちゃんと能力も本人も強くなっているのが良いっすね。
ポップ並みに化けたキャラです。
次週はクエストに挑戦。
でもここまでしっかり準備してきた風子ですから無双してほしい。
この無双展開全然ダレない、というか気持ち良くすらあります。
このまま最後まで行ってサンぶっ倒しても全然OK。
■PPPPPP
なんか普通に悲しくなりました。
ただ、物語的にはここから前向きになっていきそう。
良くも悪くも母親の言葉に囚われていて、最後にかけた言葉さえ母親がのぞんだラッキーという操り人形の言葉だったんでしょうけど、これで糸が切れるでしょう。
ここからがラッキーくんの本当の物語になりそう。
日の国やられてるときに、アスタの特訓に付き合ってて大丈夫なのか?!
龍禅七人衆はどれくらい強いのかわかりませんが、般若君に期待します。
■マッシュル
ついにライオがやられてしまいました。
次週センターカラー!!!
でもここまで引っ張ったマッシュくんはまだ来ない気がします!!
登場は再来週か?
■高校生家族
三者面談ネタがまだ残ってたか…。
なんだか、そろそろ終わりに向かってる感じしますね。
いなくなっちゃうとちょっと寂しい。
■大東京鬼嫁伝
今週も内容的にはなかなかキツかったです。
コメディ作品なのにあんまりギャグが弱いですし。
さらにここに来ての一気に掲載最下位はヤバ目です。
どれくらいヤバいかというと、この落ち方は凄いスマホに似てます。
来週からの新展開ですぐに読者を戻せないと…。
◆総括
新連載第二弾ということで、ギャグ枠での参戦です。
現状ギャグが2作品あるのですが、高校生家族は円満終了に入ってそうなので、そこまで持つかどうかがカギになるかと思います。
ちょっと辛いだろうな。
ギンリューと鬼嫁は今週で明暗が分かれたかもしれません。