2023年1号の感想
2023年新年号から全話感想辞めて、書きたいやつだけ書いてくことにします。
基本、全ての漫画には目を通しているので、途中で書き始めたり、逆に書かなくなったりすることもあると思います。
というわけで2023年1号のピックアップ感想いきます。
■人造人間100
きたきた。江ノ島だいすけ先生。
私的には、ここ数年で一番面白い読み切りを描いてくれた人です。
連載1話も読み切りとほぼ変わらない設定できました。
一番大きな変化が、人造人間が顔出ししてて可愛く描かれていること。
読み切りは、人造人間の不気味さが凄く良かったので、読む前はキツい改変だなぁ、と思ってましたが、読んだ後にはむしろ愛着湧いてました。
うん、個人的には全然有りです。
敵キャラは完全に猗窩座でしたが、それは読み切りでも感じたし、スルーします。
もう一つ気になったのが表現がパワーダウンしてるところ。
最初に婚約者がおもむろにさらわれるシーンも、八百家で人造人間と契約するシーンも、読み切りの方が劇的だったと思います。
絵柄が大分少年誌っぽくポップになったせいか、そこは少し残念でした。
藤田和日郎作品を思わせる雰囲気はジャンプにはあんまり無い要素なので、期待はしてます。ただ絵柄がちょっとジャンプナイズドされ過ぎてるので、本作が長期連載になるかは未知数です。というか現状やや悲観よりです。
でもこの人造人間100の設定は大好きなんだよなぁ。
少しでも長く読みたいです。
■ワンピース
ロブルッチとルフィが再戦するなら、瞬殺以外は見たくない感じです。
ギア5すら出さないでほしい。
■呪術廻戦
「治せよ！！」「治さねぇよ！！」
のやり取りはしびれました。
バトルはやっぱり滅茶苦茶面白いですね。
ただ、天元様があんまり役に立っていないというか…。
ちょっと味方としては心細い感じありますよね。
しかも、何か隠しているみたいだし。
頼みの九十九は瀕死状態。
領域展開を出していないので、この戦いでは死なないとは思いますが、止めが腸相というのがちょっと不安です。
腸相の一撃はケンジャクに刺さるでしょうが、致命傷をあたえるまでにはいたらないでしょう。メタ的にも。
来週休載。残念。
■一ノ瀬家の大罪
翼と中島の関係性はわかりましたが、なぜお互いをあそこまで追い詰めるまでにいたったかは不明。
可愛さ余って憎さ百倍、ってことなんでしょうか。
しかし、周りのクラスメイトが酷過ぎる。
というかここまで「やばい」感じで描くのは、表現なのか、伏線なのか。
どちらにしても自然な感じはしません。
こうやってちょっとずつ解決していくスタイルはわかりやすいけど、物語の本筋でない部分に突入した瞬間、中だるみ感が出そうで怖い。
このショッキングなアップダウンを最後まで続けるのであれば、タコピー以上の名作になりそうな気がします。
うーん、まだまだポテンシャル計りかねる感じです。
■あかね噺
うらら師匠が宿儺の伏魔御厨子ばりの領域展開を披露しました。
もはや、圧倒されてばかりの朱音。
こういう過大演出をしてしまうと、ここから朱音が盗めるものがあってほしくないと思ってしまいます。
今回は、話のテクニックとはちょっと違う方向性の話なので、どう収集つけるのかが楽しみです。
正直、先週の引きから今週はかなりキツい展開を予想してましたが、やっぱりキツいよ。
サラサの元に残された、2枚のメッセージの内容が滅茶苦茶気になります。
普通に考えれば、あまりに胸糞悪い内容だからクロロ自身も口にしたくない、的なことだと思いますが。
いやー、サラサちゃん、良い子だったからなぁ。
旅団が「クモ」なのは、インターネットというウェブの世界で罠を張って獲物を捉えようとしている姿から来てるってことなんでしょうかね。
いやー、上手いよなぁ、ほんとに。
ノブナガの回想なのに、ノブナガ本人がほぼストーリーに絡んでない部分はちょっと気になりましたけどね。
しかし、割とあっさり過去編は一区切りつきましたね。
でも、恐ろしく早いテンポで高密度、高解像度でストーリーを展開する、俺でなきゃ見逃しちゃうね…。
◆総括
2023年分からピックアップ感想に切り替えます。
毎週地味に書くこと探してて、大変でした。
まぁ、どんな漫画も何か書くために隅々まで読むので、それはそれで楽しかったですが。
ハンターハンター連載中は全然良いんだけど、これなくなるときついなぁ。
