2023年6・7合併号の感想
今週は土曜発売でしたね。
感想いきます!
■ワンピース
最近面白さが停滞気味。
ベガパンクにワクワクするんじゃなくて、ベガパンクを通して世界観が明らかになっていくのがワクワクするんですよねー。
そう、ワンピースの謎の部分が明らかになっていくのが好きなわけで(これもほぼ腐れ縁というか、もう長い付き合いだから見てるって感じ)、ストーリー自体に面白さを感じてるかというと、ちょっと、疑問。今のところはね。おそらく、この先ワンピース世界の核心に触れる時までは。
だから最近のキャラのワチャワチャ具合は別に、って感じ。
夜桜さんちの大作戦くらいどうでも良い。
ガープは数少ない出てきただけでワクワクするキャラ。
■呪術廻戦
はい、多国籍軍(アメリカ軍?)のシーンに移り変わりましたね。
念能力者と同じイメージで武装集団に勝てる術師もいれば、普通に負ける術師もいる、と。
以前に、夏油の狙いは軍に、術師を非呪力(マシンガンとか)で殺させて大量の呪霊を生み出すことにあんじゃねーか、と書きましたが、そうじゃなかったみたいですね。
単純に死ぬ際に吐き出す呪力でコロニーを満たす為、夏油が巻いた呪霊のエサとして軍人を投入させた、ってことみたいです。
夏油が盛り上がらないと言い切った戦闘シーンに突入なので、今後どうなるか。
一見夏油側が優勢な展開に見えますけど、実は逆なんじゃないか、と思ってます。
■ラックラック(読切)
島袋光年という男は我々30代後半おじさん世代には切っても切り離せない存在であります。良い意味でも、悪い意味でも。
今作については正直、おっさんが若者のノリに合わせているような薄ら寒い印象も受けるし、別にストーリーも面白いわけでもなく、絵もそんなに上手くない。
でもなんか読ませる力があるんですよね。
そこが不思議。
島袋先生が別に好きなわけじゃないのに、なんか読んじゃうんですよね。
パワーのある作家さんなんで、読み切りで今後も読んでみたいです。
連載は…ちょっと読み続けるの辛いかな。
■人造人間100
モートセーフの描き方雑だなぁ…。
結構大事だと思うんだけどなぁ…。
今回は結構物語的には動いた回でしたね。
あしび自身も、100号に気を許してしまっていたようです。
それは人間と同じ姿をしているから。
というわけで、モートセーフに入ることで100号を御す、と決めたあしびですが…、違和感があります。
あしびの肉を手にするためには、1号を含む全人造人間を抹殺しなきゃいけないはず。
100号の言う、あしびの肉体を手に入れたあとに1号を殺す、というのは保証うんぬんの前に契約違反な気がするのですが…。
私の解釈力が足りないだけか?
シンプルに気になりました。
■あかね噺
今回は特記することは無し。
普通に面白く読めますけどね。
なんつぅか、朱音が女の色気がないなぁー、ってのは読者目線でもそう思っちゃいますね。
朱音が思う女らしさってのが凄いズレてるのは見てわかるし。
それって凄い事なんだよなぁ、って感じます。
キャラが生きてるってこういう事なんだろうな。
次回、尾崎がきっかけで好転しそう。
多分、方向としては花魁に寄せるってことじゃないんだろうな。
しかし、この作品は堅実に友情、努力、勝利をしてますな。
■一ノ瀬家の大罪
タイザン5先生は、絵が上手いわけじゃないけど、瞳で表情描くのが滅茶苦茶上手いですね。
今回読んで実感しました。
んで、ベタな展開に嫌味がない。
タコピーと比べてしっかり週刊少年ジャンプナイズドしているのは好感です。
意外に器用な作家さんなんですね。
お父さんは良い人に見えますが、その分抱えてる闇もヤバそう。
多分かつては家族にとっては酷い父親だったんだろうな、と想起させます。
◆総括
順位変動がヤバいですね。
多分鬼嫁は打ち切りコース。
PPPPPPも怪しいか?
アニメ化ありそうな気もしますけど、音楽表現が難しいですよね。
夜桜は…先週の上位から一転、といった感じ。
下手すると人造人間もそろそろドベ組に一気に加入も有り得そう。