2023年9号の感想
というわけで今週の感想いきます。
■あかね噺
先週ジャンボが言った「笑ってるならよくね?」というのがそのままズバリ答えだったようです。
「人が合ってない」というのを逆手に取りつつ、若いけど実力派、という朱音自身の武器をかけ合わせると、笑いに繋がる。
はえー、なんというか、凄い難しい事を言ってますね。
確かに落語という伝統芸能は歴史があるため、かなり理詰めで説明できることが多いんでしょうけど、それをしっかり取材して、話に盛り込んでるので興味深いですね。
教養欲を満たしてくれる、というか。
ジャンプ文化系はこういう要素があると滅茶苦茶強いですね。
気付けばずっと掲載順上位。
まだまだ先が楽しみです。
■ワンピース
ウィーブルは白髭の(血縁者の)クローンなんでしょうね。
バッキンが「白ひげとウィーブルの『血縁』を疑ってる」という言い方が独特。
これ、本来なら「ウィーブルが白ひげの本当の息子か疑ってるんだろ?」の方が自然な感じがしますもんね。
アタシとニューゲートの息子、っていうのは比喩的な表現なのかと。
DNA的には本当に白ひげの要素を受け継いでいる、ってところでしょうか。
まぁ、どっちでも良いんですが。
五老星が一人出てきました。
この調子で他のメンツもゆっくり登場するのか…?
疲れるなぁ。
一気に出して欲しかった。
■呪術廻戦
先週の予想全ハズレ!!!
ブラックホールうんぬんは一体なんだったんだ…。
これじゃぁ九十九の最後の一撃がただのかませ技じゃねーか…。
今回は死滅回游ルールの議論が白熱してましたね。
こういう回は個人的に好きです。
伏黒めちゃくちゃ頭良い。
津美紀とはあっさり合流しましたが、一気に展開が怪しくなりましたね。
ケンジャク側の人間、ってことなんですかね。
それともあくまで伏黒を守る為の行動なんでしょうか。
■一ノ瀬家の大罪
結構なジェットコースター展開。
確かに今までは良い感じに前進しているように見えて、実は過去の闇を無意識に見ないように動いている感じが気持ち悪かったりしました。
そこにきて、真実を知るべきと動いた父は悪い人ではなさそう。
なんか、ループものっぽい感じになってきましたね。
今のところ、まだワクワクできる展開なので応援。
■人造人間100
良いっすね!!面白い。
ロキシーは人間でお付きの人造人間がいる、っていうのが良い。
多分、掲載順位が落ちてきた影響も踏まえて、勝負エピソードぶつけてきた感じがします。
あと、展開的にも急いでいる感じがします。
ロキシーがただの人間である、というネタバラシは出来れば引っ張っておきたかったんじゃないかなー。
それを1話でバラすあたり、かなりペース調整している気がします。
結構敏感に対応しているあたり、編集者も力入れてるように見えます。
けど、問題はロキシー編が面白いかどうか、ですね。
あしびと100のやり取りは、より好きになりましたが。
個人的に気になるのは、声特化の人造人間なのに体術的に100に対応できるってのはズルい気がします。
まぁ、細かい事は気にせずにロキシー編の行方を見守りたいと思います。
◆総括
感想書いてない連載作品も面白いですね。
ヒロアカとか、サカモトデイズとか、何気にアオのハコも面白い。
金未来杯は「恋の曜日の世崎さん」でしたね。
以前にも各作品レビューしてますが(2022年43号の感想~)
うん、一番連載向きっぽかった。このまま乗り込んできそう。
ただ個人的には「絵に描いた餅を描いた餅」が好きでした。
でも連載にするにはちょっと?って感じでしたけどね。
素晴らしい作品だったので、林先生の連載、楽しみにしてます。
LIFE LIAR FROM HELLも秀作。
とっても良かった記憶。
こっちも林先生。
W林先生は、近いうちに連載来ると思うなぁ。