2023年20号の感想
というわけで、今週の感想です!
■キルアオ(新連載)
ロボットレーザービームが代表作の藤巻先生の新連載ですね。
名探偵コナンがついにジャンプにやってきました!!!
いや、誰もがそう思ったでしょう。
コナン+ファブルという斬新で奇想天外な作品ですよねー(棒読み)
さすがにどうなんですか?これは。
擦られ過ぎた「ガワ」が目立って何だか内容があんまり入ってきませんでした。
安パイを狙いすぎてて、こういうのって速攻で打ち切られる予感が…。
シリアス路線にいくとサカモトデイズに勝て無さそうだし
学園コメディでいくと、既にライバル過多なのでは…。
凄く編集部主導で作られたっぽい作品な割に、現状のジャンプでの生存戦略が甘い気がします。
とりあえず新連載という事で見守りたいと思いますが。
■呪術廻戦
今回の家入の独白は結構グッときました。
ここ数週で急転直下状況が変化しましたが
・夏油と宿儺を倒すこと
これがマストになって、逆にすっきりしましたね。
ただ、夏油はともかく宿儺の方が大分やっかいですよね。
そのへんは我らが主人公、虎杖が何とかしてくれると信じてますが。
因縁的にも宿儺は虎杖がやらないと収まり悪いですしね。
そこで気になるのが、虎杖が「何を食う」つもりなのか?ですね。
虎杖自身は明確に見えているような気がしますが…。
呪胎九相図が示唆されてる印象ですが、その中で一番強いのが腸相ですから、目覚ましいパワーアップは…どうなんだろ。
単純な攻撃力でいったら宿儺>夏油ですからね。
虎杖のパワーアップイベントは楽しみです。
夏油と天元は五条にぶっ飛ばしてもらう方向になりそう。
天使が辛うじて生きていたことで、解除の目処は立ちつつありそう。
獄門彊の裏から解除ってできるのかな?
五条復活も楽しみです。
って狗巻おるやん!!
最後のコマ、いますよね?
腕がどうなってるか、わからないけど、健在でよかった。
■テンマクキネマ
新連載2話目です。
面白いですね。
新市の能力は、カメラワークと演出の具現化ってとこでしょうか。
確かに、どんなに優れた脚本でも、それを映像にするにはまた別の感性が必要ですからね。
絶対〇感がある、とか、共感覚、とかそういう分かりやすい能力を監督の業務に活かすのではなく、まんま監督に必要な能力を、数多の映画作品を観てきたことによって既に高いレベルで習得している、ってことですが、これはなんか賛否分かれそう。
簡単に言うと、凄い沢山のヒット音楽を聴いてきた人間がヒットソングを作れるか、という問題で、インプットがいかに優れていようとアウトプットは全く別の能力が必要になるので、実際にカメラを回したことがない新市が作品を簡単に作れるようにはならんと思うんですよね。
まぁ、監督ってプロフェッショナルを使いこなす司令塔なんで、必ずしもカメラワークが素晴らしくなくても良いと思うんですが、このへんをどうギャップを埋めていくのか楽しみです。
すげー能力を持つ奴をスカウトしていくワンピース方式になるのか
はたまた、自分が取得していくブルーロック方式になるのか。
■あかね噺
ひかるの切り札、気になりますね。
そして、まいけるの仁の説明がやたらヒソカっぽいなぁと思っていたら
次ページでまんまハンターの念系統みたいなのが出てきましたね。
完全にパロディとしてやっていますが、実際こういうの大事ですよね。
少年誌的にはシンプルにわかりやすいですし。
パワーアップイベントなんかも、新たに習得した系統とのミックスなんかで表現しやすそうだし。
そしてマイケルの提示した3択もまた興味深い。
禁酒番屋→わかりやすく直近で戦力になる
蝦蟇の油→朱音に合った系統だから、長く付き合えば柱になりうる
替り目→志ん太の話
展開的には「替り目」以外ありえないと思ってますが。
朱音がそもそも落語家になった理由っておっとうが関わってますし。
一番勝ちの目が薄い選択肢を朱音が選び、どう戦うか、楽しみです。
いや、決まったわけじゃないけど。
■人造人間100
凄く鬼滅の刃っぽかったなぁ…。
「痛みというストッパーは存在しない」
ってかっこいいシーンだったんだろうと思うんだけど
いかんせん呪術廻戦の大好きなシーンを思い出しちゃいました。
虎杖悠仁は~毒に耐性がある
分解の痛みはあれど
その果ての毒は彼には効かない
だが痛みだけでは
虎杖悠仁は止まらない!!
このシーンに勝てねぇよなぁ…。
同じことやってるんだけど、ネーム力で負けてる。
漫画の迫力としても。
もう…、難しいかな…。
凄く勿体なく思う作品です。
◆総括
イチゴーキお疲れ様でした。
新連載陣は一ノ瀬家含めて苦戦してますね。
化け物級の連載来るのを楽しみに待っています。