今週のジャンプ

ジャンプやジャンプ+作品についての最新の感想を書き連ねていくだけのブログ。たまにジャンプ作品以外も。

2023年24号の感想

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というわけで今週の感想、いきます。

 

■鵺の陰陽師(新連載)

またこういうテイストの新連載か…。

表紙を見て正直げんなりしました。

でも、読み終えると全然嫌な気分じゃないんですよね。

 

それは偏に、キャラの性格の良さによるものだと思います。

膳野と鵺、第一話でのキーマンとなる2人が凄く性格の良いキャラだった。

 

テンプレだと

膳野は不良に逆らえない、弱い感じのキャラ。

つまり主人公の優しさを表現するための出汁として使われることが多い印象。

それでいて、重要な場面で勇気出しておいしいところもっていくタイプですよね。

 

鵺は、高飛車で「お前を助けてやろうか?そのかわり俺の言う事を聞け」みたいなキャラが多いですよね。

主人公の望まない主従関係が先にきて、後々主人公が逆に助ける展開が熱かったり。

 

そういうテンプレが駄目って話ではなくて、今のジャンプで妖怪退治ものっての自体が擦られ過ぎている中で、キャラまで上記のようなテンプレだと「またこういう感じか」という飽食感を感じちゃうんですよね。

 

でもそういう部分を良い意味で裏切ってくれたので良かった。

性格の悪いキャラが出てくること自体は悪くないんですが、それがテンプレ型の悪人だったりすると「あー、またどうせこいつこんな感じになるんでしょ」と先が読めちゃうんですよね。

読めちゃうのに、ひたすら嫌な部分を見せつけられるのがストレスになります。

どうせなら梅澤先生の描く不良位ぶっとんでて欲しいですよね。

 

話はズレましたが、この性格の良いキャラって結構長期連載には大事かな、と思ってます。

思いつく限りだと、ハイキューがこういう裏切られ方したような気がします。

なんか嫌な奴ポジションが嫌な奴じゃなかった、みたいな。

他誌ですが王様ランキングとかもそういうの多いですね。

 

期待しております。

 

■ドリトライ

んーちょっとダメな感じ。

色濃く打ち切り臭がします。

 

絵柄は本当に松井先生っぽいですよね。

演出も似てるんだけど、キャラがぶっ飛んでないのに松井演出やってるので、劣化版を観てるような気がしてしまいます。

次週はとうとうボクシングシーンになるんで、ここですね。

ボクシングが面白ければ後はどうにでもなりますからね。

 

でも、ボクシングのような既知のスポーツ題材に話を展開するなら、主人公がその世界に入るストーリーってめちゃくちゃ美味しいとこな気がするんですよね。

ましてや戦後というテーマがあっていくらでも面白くなりそうなのに、いそいそと試合に入ってしまうのはちょっともったいない気がします。

 

まぁ、ジャンプではうだうだやってると最短8週で打ち切られますから、仕方ないのかな。

 

■あかね噺

今週は良かった!面白かった。

今まであまり深く絡んでこなかったおっとうの輪郭をなぞりましたね。

朱音とおっとうの間ではタブーっぽくなってしまっている中で落語をどうアプローチしていくか、という中で母親が「ぞわっ」っとするシーンは良かった。

こういうアプローチを踏んだんで、選考会はぶっちぎって欲しいですね。

 

面白さのテンションをずっと70点くらいでキープし続けてるの、凄いです。

今後とも応援してます。

 

■呪術廻戦

五条先生めっちゃ死にそうじゃん…。

宿儺のラストの指、五条先生が持ってるんですよね?

五条倒して宿儺が完全体になる絶望展開になりそう。

 

虎杖の稽古シーンは何ですかね?

入れ替わって何かに気づかせようとしているのか。

高専側は五条が負けた時の想定もしっかりとして準備に動いてるみたいですね。

 

場面は変わって、ぴりつく五条に対して虎杖が

「先生!!術式邪魔!!」

というシーン、めっちゃ主人公じゃないですか…。、

高専メンバーの想いを受け取って戦いに臨む五条ですが…。

 

うーん、結構厳しい結果になりそう。

本当に面白さとか置いといて、五条先生に勝って欲しいです。

 

 

■人造人間100

100の作画が凄い良い。

めちゃくちゃ好き。

この不気味な感じは、やはり顔出ししてコミカルなやりとりがあった上でのギャップですね。

造形としては読み切り時の方が不気味でしたが、キャラとして生きてるのは連載版だと思います。

最近結構作画に気合が入ってる回が多くて素直に応援しちゃいます。

多分、長くないけど、この作品好きだわ。

人造人間100、良いキャラクターだわ。

 

◆総括

アオのハコ良かったですね。

文字を見て会いたくなるくだりとか、なんかよくわかります。

テンマクキネマも、映画構成の豆知識的な描写があって楽しかった。

職業物はこういうディティールが読んでて楽しいですよね。

キルアオは苦手です。

どっかで見た構図にどっかで見たキャラにどっかで見たセリフ。

そして主人公がカッコ良くない…悪い意味でおっさんクサい。

でもドリトライには勝ちそう…複雑です。

2023年23号の感想

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というわけで今週の感想いきます!

前回、沼駿先生は読み切りでしたね、勘違いしてました。

面白かったから、連載楽しみです。

 

 

■ドリトライ(新連載)

新連載ということで、戦後の拳闘もの、ですね。

作画やコマ割りやモノローグを見るに松井優征先生のテロワールを感じます。元アシスタントとかなのかな?

 

やっぱりこのテーマで比較しなきゃいけない作品が「はじめの一歩」(全46巻)だと思います。

名作中の大名作、はじめの一歩のラストで描かれた戦後編エピソードは名作を締めくくるに相応しいものでした。

 

戦後の日本人のメンタリティに寄り添い、当時の貧しいながらも前向きに生きていた人間が、誇りを守る為、米兵相手に戦いを挑む、あれ単体で見ても素晴らしい作品でしたね。

 

つまり、ドリトライがジャンプの中堅以上に食い込むためには、はじめの一歩以上の感動、もしくは差別化が必要になると思ってます。

※本来は「あしたのジョー」なんでしょうけど、未読のため控えます。

 

それを踏まえて一話目は

「ギリギリ及第点」

というのが個人的な感想。

 

はじめの一歩の焼き回し感はあまり感じなかったです。どっちかというと哲也〜雀聖と呼ばれた男〜っぽく感じました。

 

ただ、ディティールがもう少し欲しかったです。

はじめの一歩の輪タクとか、哲也の銀シャリとか、ああいう文化のディティールが一気に臨場感出してくれるんですよねー。

 

「心の強さが違ぇんだよ」

も、何か普通ですよね。

あれだけ擦るならもうちょっと言い回しが凝ってた方が興味湧く気がします。

 

でも、絵は意外と悪くないし、雰囲気出てると思うので、期待してます。ボクシング漫画は泥臭い方が良いっす。

 

ジャンプって格闘系が割と不遇ですよね。

真島くんくらいですか?

ウルトラレッドやウルトラバトルサテライトのように面白くても打ち切りみたいなのが多いイメージあります。

頑張って欲しいです!

 

はじめの一歩…137巻?…いや何か記憶無いっすね。

 

 

■ワンピース

バギー熱いっすね。

バギーこそが最も海賊王としての資質を持ってるんじゃないか?

こういう廻りを熱狂に巻き込んでしまう紛れもないカリスマ。

個人的にはルフィよりも、バギーを応援したくなってしまいます。

なんだかんだクロコダイルとミホークもバギーに飲み込まれてしまってるあたり、大物には間違いないですよね。

 

場面は変わってサボくん生きていたんすね。

良かった良かった。

 

■テンマクキネマ

今回、今後の展開がクリアになった気がしてます。

恐らく「渚」という作品は無名の製作陣による伝説の映画になるんでしょうね。

BECKでいうところの「Devil's Way」のように。

 

それで、映画関係者の間で話題となった「渚」の脚本が天幕の脚本であることに気づく人間が現れ、天幕の死の真相に近づいていく…そんな感じでしょうか。

 

今のところ普通に面白く読めています。

 

 

■キルアオ

前回にも書いたけれど、やっぱり痛い感じ。

おっさんと若い子のギャップで笑わせようっていう意図はわかるんだけど、そのギャップ自体がおっさん目線のギャップだから、どうしてもリアルじゃないし上滑りしてます。

おじさんが若い娘に言われて悲しい言葉第一位「キモい」という感性自体が古く見えちゃいます。

あと、中学生設定なのに顔が結構大人っぽい造形だからおっさんと若者のギャップが甘くなっているようにも見えます。

新宿スワンから、東京リベンジャーズへと凄まじい絵柄の変貌を遂げた和久井先生を見習ってほしいですね。

 

 

展開がどこかで見たことある手垢つきまくりな感じなのもマイナス。

これで生き延びられる程今のジャンプは甘くない気がします。

 

■人造人間100

最後のコマ良かったんじゃないか?!

今作の中で一番カッコいいコマだったと思います。

やっぱ江ノ島先生好きです。

 

ただ、農夫の人が瞬殺されたシーンを見て、物足りなさを感じました。

農夫の人の名前もわからず、どういう人間かも入ってきてないうちにやられてしまっているので、衝撃が薄いんですよね。

名前は意図して隠し「俺はこの人の名前もまだ聞いていなかった…」みたいな展開をやるのかもしれませんけど、それよりももっと人物を掘り下げる方を優先させるべきだと感じます。

最後のコマがもっと映えるのは、農夫の人のキャラが伝わった上で、だと思うんですよね。

 

物語的にはたたみに掛かっているようですが、まだまだ応援してます。

 

それとも暗号学園が新章入ってるから何とかなるのかな?

 

◆総括

暗号学園が絶対に最終回だなこれ、って雰囲気を出しておきながらまさかの新章突入。

え、そんな余裕あるのか。

今週は呪術廻戦なかったので、やや不完全燃焼。

 

そういえばジャンプ+の読み切り「大巨人」、凄く良かったです。

特別な事やってるわけじゃないけど、演出がずば抜けてて読ませます。

一読の価値ありです。

 

2023年21・22号の感想

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というわけで今週の感想いきます。

GWなんで合併号です。

 

 

 

■呪術廻戦

高場が高専メンバーと馴染んでいるようで何より。

元気な狗巻先輩も見れて良かった。

 

そして…

五条復活!五条復活!五条復活!

 

ついに待ちに待ったこの瞬間が。

GW前に見れてとても幸せです。

そして復活の仕方が半端ない。

 

「今際の際だぞ」のセリフもしびれる。

あぁ、五条先生戻ってきたんだ…ってなりますね。

 

裏梅を瞬殺して、宿儺や夏油を前に勝利宣言。

もうカッコ良さがインフレしてるよ。

次は合併号明け+休載で3週待ちだけど、待ちきれません。

 

でも、ここまで「何とかしてくれそう!」って雰囲気だと逆に…。

ちょっと嫌なフラグ立ってる気がします。

し、やっぱり宿儺は虎杖が倒して欲しい。

 

■あかね噺

替り目を即答で選ぶ朱音。

その選択を正解に出来るかは自分次第、というまいけるのフォローは入りますがメタ的に見ても一番難しそうな選択をした気がします。

 

今回の話を読んで

「あれ?志ん太ってどうなったんだけ?」

と思いました。

何か作中ではもう死んだみたいな感じで描かれてますが、サラリーマンやってるんですよね?

今作における志ん太のキャラクターって全然見えてないのが現状です。

というか、意図的に隠しているような気がするんですよね。

 

だから、朱音の原点が志ん太にある、というのは構図としては理解できてもイマイチ気持ちが乗ってこない感じがあって。

 

まいけるの思い出話から、垣間見る程度だとやっぱり掴みきれないですよね。

 

その上で長年連れ添った夫婦の空気感を朱音がどのように手にするか。

楽しみですね。

 

■テンマクキネマ

はー!!なるほど!!

サスペンス軸をぶち込んでくるってことですか。

天幕はもしかしたら殺されたのかも…?

新市は映画製作を通して、天幕の死の真相に近づいていくってことなんでしょうね。

 

確かにこれなら、映画という世界を色濃く伝えなくても

ストーリーを展開しやすいし、次週が気になるひきも作れそうですね。

 

うん、推しの子っぽいけどね。

凄く推しの子っぽく感じたけど、うん。

 

推しの子はサスペンスとスポコン、恋愛が絶妙なバランスだし

展開、演出素晴らしいから似た路線だとちょっとキツそうな気がします。

 

■超巡!超条先輩(新連載)

面白かった。

個人的に沼駿先生のギャグ大好きです。

絵もポップで割と好き。

左門くんのころと大きくイメージは変わってません。

でも今ジャンプにギャグ系少なすぎるから本当に嬉しい。

ロボコはもう裏笑いっぽいからなぁ。

正統派のギャグでほっこりします。

応援してます。

 

■人造人間100

「あなたの痛みを耐えればいいのはあなただけなのでしょうか?」

 

これ凄い大事ですよね。

自己犠牲で感動したー、で完結しがちな少年漫画の中で、こういうのって大事。

ただ描いてるテーマは非常に面白い、大事なことなんだけど

どうも、伝え方があまり上手くないというか…。

ノローグが長すぎて、冗長気味に感じちゃいました。

 

人気を取る為のショッキングな展開や、派手な絵面と並行しながら

こういうテーマをぶち込んでいくのってとても難しいとは思いますけど

鬼滅の刃がその辺とても上手だったよなぁ。

 

そこにくると、どうしてもあしびくんと一読者の私はまだ距離があります。

あしびくんがどういう子なのか、未だによくわかってないです。

あしびくんとどうやったら友達になれそうか、イメージできません。

 

炭治郎だったらイメージできるんですよねー。

なんだか、その差が物語のテーマが上手く伝わらない差な気がしてます。

 

あともう少しですが、最後まで楽しみにしてます。

 

 

◆総括

今週はなんと言っても呪術廻戦でしょう!!

五条復活はテンション上がりますね。

キルアオは連載2回目にしてなかなかキツかったです。

主人公をカッコよく演出する為だけに作られた悪役がクサい感じでしたね。

後、一ノ瀬家が浮上してきました。

最近の新連載陣の中では一番安定してますね。

逃げ上手も多分この戦いの最期で一気に人気が出そうな気がします。

まったりGWを楽しんだ先のジャンプを楽しみに待ちましょう。

 

2023年20号の感想

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というわけで、今週の感想です!

 

■キルアオ(新連載)

ロボットレーザービームが代表作の藤巻先生の新連載ですね。

 

名探偵コナンがついにジャンプにやってきました!!!

いや、誰もがそう思ったでしょう。

コナン+ファブルという斬新で奇想天外な作品ですよねー(棒読み)

 

さすがにどうなんですか?これは。

擦られ過ぎた「ガワ」が目立って何だか内容があんまり入ってきませんでした。

安パイを狙いすぎてて、こういうのって速攻で打ち切られる予感が…。

 

シリアス路線にいくとサカモトデイズに勝て無さそうだし

学園コメディでいくと、既にライバル過多なのでは…。

凄く編集部主導で作られたっぽい作品な割に、現状のジャンプでの生存戦略が甘い気がします。

 

とりあえず新連載という事で見守りたいと思いますが。

 

■呪術廻戦

今回の家入の独白は結構グッときました。

ここ数週で急転直下状況が変化しましたが

・夏油と宿儺を倒すこと

これがマストになって、逆にすっきりしましたね。

 

ただ、夏油はともかく宿儺の方が大分やっかいですよね。

そのへんは我らが主人公、虎杖が何とかしてくれると信じてますが。

因縁的にも宿儺は虎杖がやらないと収まり悪いですしね。

そこで気になるのが、虎杖が「何を食う」つもりなのか?ですね。

虎杖自身は明確に見えているような気がしますが…。

呪胎九相図が示唆されてる印象ですが、その中で一番強いのが腸相ですから、目覚ましいパワーアップは…どうなんだろ。

単純な攻撃力でいったら宿儺>夏油ですからね。

虎杖のパワーアップイベントは楽しみです。

 

夏油と天元は五条にぶっ飛ばしてもらう方向になりそう。

天使が辛うじて生きていたことで、解除の目処は立ちつつありそう。

獄門彊の裏から解除ってできるのかな?

 

五条復活も楽しみです。

 

って狗巻おるやん!!

最後のコマ、いますよね?

腕がどうなってるか、わからないけど、健在でよかった。

 

 

■テンマクキネマ

新連載2話目です。

面白いですね。

新市の能力は、カメラワークと演出の具現化ってとこでしょうか。

確かに、どんなに優れた脚本でも、それを映像にするにはまた別の感性が必要ですからね。

 

絶対〇感がある、とか、共感覚、とかそういう分かりやすい能力を監督の業務に活かすのではなく、まんま監督に必要な能力を、数多の映画作品を観てきたことによって既に高いレベルで習得している、ってことですが、これはなんか賛否分かれそう。

 

簡単に言うと、凄い沢山のヒット音楽を聴いてきた人間がヒットソングを作れるか、という問題で、インプットがいかに優れていようとアウトプットは全く別の能力が必要になるので、実際にカメラを回したことがない新市が作品を簡単に作れるようにはならんと思うんですよね。

 

まぁ、監督ってプロフェッショナルを使いこなす司令塔なんで、必ずしもカメラワークが素晴らしくなくても良いと思うんですが、このへんをどうギャップを埋めていくのか楽しみです。

 

すげー能力を持つ奴をスカウトしていくワンピース方式になるのか

はたまた、自分が取得していくブルーロック方式になるのか。

 

■あかね噺

ひかるの切り札、気になりますね。

そして、まいけるの仁の説明がやたらヒソカっぽいなぁと思っていたら

次ページでまんまハンターの念系統みたいなのが出てきましたね。

完全にパロディとしてやっていますが、実際こういうの大事ですよね。

 

少年誌的にはシンプルにわかりやすいですし。

パワーアップイベントなんかも、新たに習得した系統とのミックスなんかで表現しやすそうだし。

 

そしてマイケルの提示した3択もまた興味深い。

禁酒番屋→わかりやすく直近で戦力になる

蝦蟇の油→朱音に合った系統だから、長く付き合えば柱になりうる

替り目→志ん太の話

 

展開的には「替り目」以外ありえないと思ってますが。

朱音がそもそも落語家になった理由っておっとうが関わってますし。

一番勝ちの目が薄い選択肢を朱音が選び、どう戦うか、楽しみです。

いや、決まったわけじゃないけど。

 

■人造人間100

凄く鬼滅の刃っぽかったなぁ…。

 

「痛みというストッパーは存在しない」

ってかっこいいシーンだったんだろうと思うんだけど

いかんせん呪術廻戦の大好きなシーンを思い出しちゃいました。

 

虎杖悠仁は~毒に耐性がある

 

分解の痛みはあれど

その果ての毒は彼には効かない

 

だが痛みだけでは

虎杖悠仁は止まらない!!

 

このシーンに勝てねぇよなぁ…。

同じことやってるんだけど、ネーム力で負けてる。

漫画の迫力としても。

 

もう…、難しいかな…。

凄く勿体なく思う作品です。

 

◆総括

イチゴーキお疲れ様でした。

新連載陣は一ノ瀬家含めて苦戦してますね。

化け物級の連載来るのを楽しみに待っています。

2023年19号の感想

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先週は感想サボってすみません。

今週からまた頑張ります!

 

■テンマクキネマ

面白かったです!!

食戟のソーマコンビということで、手堅く面白い第一話になってた、という印象です。

 

フォーマットとしてはヒカルの碁のようなキャッチーさがあり、題材も、それこそ成仏できてないアクタージュの存在もあり、良い選定だと思います。

ギャグ描写も面白かったし、ヒロイン姫希もかなり可愛いと思いました。

 

ただ、今回主人公が映画監督、天幕が脚本家という役割が与えられているのですが、ここが中々ストーリー展開難しそうな感じがしてます。

 

映画監督がどういうスキルが必要で、どういう人間が天才とされるのか、という部分が全く見えてこない職業なので、例えば映画製作の専門学校等で撮戟を繰り返しながら徐々にその辺をクリアにしていくとか、そういう部分が必要になりそうですよね。

簡単に言うと私のような素人でもふむふむと入って行けそうな背景説明を面白く読ませるストーリーで展開していかなきゃならないわけで、それが難しそう。

 

そして天幕の脚本家なんてのはもっと難しいイメージ。

漫画の劇中作を通してテンマクスゲー!!って読者が思うのって滅茶苦茶難しそう。

 

逆に言うと、その辺はヒットメーカーコンビだからこそ説得力ある作品に出来るのかな、とも思うので期待しております。

あと、王道展開得意ですからね。

ちゃんとジャンプ作品として戦ってくれそうです。

 

 

■ワンピース

ガープ強すぎだろ。

覇気だけでこの破壊力なん?

もう、悪魔の実いらないんじゃ…。

 

SWORDの設定は良いなぁ。

 

なんか、今回読んで

 

 

 

■呪術廻戦

 

■あかね噺

 

■人造人間100

 

◆総括

 

2023年17号の感想

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というわけで今週の感想いきます。

 

 

■ウィッチウォッチ

次萩不乱はめちゃめちゃ人気出そう。

藤木と霧生の絡みは純粋に気持ち悪い。

…うん、それだけです。

 

■ワンピース

シャンクスの神避がカッコイイ。

ロジャーの技なんですよね、これって。

その上でドリブロの覇国はやりすぎだろーがよ!!

見聞色の覇気が無くてもうすうすわかってはいたけど、あまりにキッドがかませ過ぎる。

 

まぁ、懸賞金額ではルフィーとタメ張ってても、四皇とそうじゃない奴にはこれくらい差があるんだよ、ってことでしょうけど…。

 

それにしてもシャンクス強すぎでしょ。

ルフィとの直接対決はあるんでしょうか。

個人的には無さそうな気がしているんですけどね。

黒ひげがシャンクス倒して、因縁を深める流れが自然かな。

でも、こんなに強いシャンクスが黒ひげにやられる未来も想像できませんね。

 

■あかね噺

嘉一は良いキャラだなぁ。

バクマン。の中井さんっぽい。

でも強キャラっぽいですよね。

というか、そうだったら結構燃える展開。

 

玉ちゃんも良い感じで見せ場がありそうなキャラクター。

阿良川一門の癖の強い感じもいいっすね。

前座錬成会編、楽しそう。

 

■一ノ瀬家の大罪

ちょっと追えなくなってきた。

記憶喪失の夢が母と父共通の夢なのはわかりますが、新父とのやりとりは翼の夢なんですよね?

そもそも、翼が重体に陥った事と、「全て忘れて一から家族をやり直す」がちょっと強引な結び付けに感じてしまいます。

 

意図して複雑な構成にしているんでしょうけど、もっとゆっくり謎解きをしてほしいし、徐々に手掛かりをつかんでいく様を追体験させて欲しいです。

 

うーん、気にはなるけど。

 

■人造人間100

ここまで贔屓目で応援してきましたが、さすがに今週はダメだ

人造人間の過去は、もっとわかりやすくベタに泣かせないとキツイ。

ちょっと哲学入っちゃって分かりづら、と思ってしまいました。

鬼滅の刃はそこが超巧かった、というか良い意味で少年誌的だった。

 

こういう複雑な感情表現をしたいのであれば、もっと対象の人造人間を掘り下げて読者が好きにならないとダメっす。

 

よくわからねー奴が、よくわからねー背景背負ってたんだね、ってだけで全然入ってこない。

 

後、核の存在が今回の編で明確になる展開もやっぱりキツイ。

これ1話か2話で明確にしておかないと、いけないやつな気がします。

後付けじゃなくても、後付け感が強すぎる。

 

人造人間100が読者と同じスピードで知識を得ていくのもキツイ。

100は全てを知った上で、あしびを上手く操っている黒幕的な存在でいて欲しい。

いつでも寝首をかいてくる油断ならない奴、的な緊張感が欲しい。

それこそ呪術廻戦の宿儺のような立ち位置でいるべきでしょ。

 

今回はっきりした100とあしびの各々の課題に対して

来週は答えを出してくれる重要回だろうけど、全然気にならないもんね。

 

いや、きついっす。

 

◆総括

マッシュルはまたマッシュル待ちの同じ展開やってんなぁ。

これファンはストレス溜まんないんですかね。

 

読み切り2編掲載されてました。

忍者の方はちょっとキツかった。

さすがに紋切り型の設定過ぎて閉口です。

 

桐律はよかったと思います。

ちょっと沼駿っぽい感じのギャグでしたね。

読後感良いし、ギャグ不足の今の本誌では戦えそう。

2023年16号の感想

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それでは今週の感想いきます。

 

■あかね噺

まいけるの表情を見るに、朱音の

「全部得意で全部大事です」

っていうのは良い答えじゃなかったんでしょうね。

 

心のよりどころになりうる、自分の武器が必要という事でしょうか。

なんとなく、その概念は理解できるところです。

 

月刊落語編集部内での会話も相まって、朱音無双というようにはならなそう。

メタ的には、ここで一度どん底に落ちるくらいになりそう。

 

とりあえず魁生との闘いがはじまって楽しくなりそうです。

 

■ワンピース

シャカを撃ったのはヨークでした。

なんとなくなんですが、ベガパンク死にそう。

本体ベガパンクはサテライトを潰す方法を持ってそうですし、心情的には天竜人サイドに自分の叡智が流出することを良しとしないでしょうから。

そうなるくらいなら自爆を選ぶんじゃないかなーと。

物語が佳境に入ってるのはわかるけど、戦闘が複雑化しててイマイチ入ってこない。

シンプルに世界政府VSルフィで読みたいと思ってしまいます。

 

■呪術廻戦

万と宿儺のハイテンションバトルに突入。

意外と言えば意外ですけど、万は宿儺と戦いたがってたし、その動機がなんであれ、マジバトルはマジバトルですね。

宿儺は十種影法術のみで対抗するようですが、んーまぁ、宿儺勝つでしょう。

宿儺のマジバトル自体は楽しめそうですけど。

マコラとか調伏するんかな?

そうなると、もはや宿儺を止める術がなさそうですね。

五条先生そろそろ出てきて良いですよー。

 

■一ノ瀬家の大罪

先週、祖父が良い感じの味方になってくれて面白かったんですが、あー…。

記憶の中でのループってなるとなんか何でもありになっちゃいそう。

まぁ、ここ数週の展開でファンシーな方向にいってるのは理解できましたが、こういうサスペンス作品で、これはちょっとキツイなぁ…。

正直、展開進んではいるけど、あんまり面白く感じなくなってきてます。

 

■人造人間100

ヒューゴのセリフは良かったですねぇ。

モートセーフへの入隊を歓迎する隊員なんて一人もいない。

これはあしびの想いとも重なる部分があって、良かった。

徽章で核を明らかにするのはちょっと、残念でした。

戦いの中で、最初は苦労しながら見つけて欲しかった。

でも順位的にも踏みとどまっているようで、まだ希望ありますね。

ここらで一発エグイ敵出して人気回復といきたいところです。

 

◆総括

逃げ上手の若君アニメ化ということで、凄いですね、松井先生。

まぁ、アニメ化にはあまり恵まれてないイメージはありますけど。

ネウロとか、リメイクでやって欲しいけどなぁ。

 

そして掲載順位も結構変動してますね。

安定してたかと思われてた暗号が一気にドベに。

鬼嫁とギンリューは厳しそうですが、相対的に人造人間が浮上。

ラクロは低空飛行が続いてますけど、まぁ、ジョジョやブリーチ枠的に完結まではいくでしょう。

 

新連載勢がちょっと厳しい感じですね。