2022年24号の感想
というわけで、今週の感想です。
■ウィッチウォッチ
面白かったです。
なるほど、手紙にまつわるちょっとしたどんでん返しは単純に上手いな、と思いました。
しかし篠原先生のラブコメはなんだか赤裸々ですなぁ。
まぁ、変にヤキモキする展開よりよっぽど良いんですけど。
リア充感がたまに辛い。
■ワンピース
ついに決着!
やっぱりルフィが見開きで敵をぶっ倒すシーンは爽快ですね。
カイドウに「お前が一体どんな世界を作れる!!?麦わらァ〜!!!」と問われ
「友達(ダチ)が腹一杯メシを食える世界!!」と返すルフィ。
久々に彼の思想がわかったシーンになります。
千空のように「俺はただ科学の力で皆を救うだけ、その後は知らん」という「自分の使命をただこなすよ」というジョブ型思考タイプではなく、「俺の取り巻きが幸せになるために頑張るよ」という父親型思考だったんですね。
ジャンプ主人公には他にも「オラ強ぇ奴と戦いてぇ」的な自分の欲求に忠実なアーティスト型思考なんてのも多いですね。
ルフィのような父親型思考は、ヤクザやヤンキーもの主人公に多い気がします。
まぁ、ワンピースの実態は海を舞台にした特攻の拓ですからね。
荼毘VS轟くん、決着ですね!
あー!!氷の力使うのかよ!!
まぁ、なんとなく上手くまとめられてしまったので、読んでて違和感なかったですけど。
最近のヒロアカは絵に力が入っててめっちゃカッコイイです。
■アオのハコ
大喜くんがなんだか拗らせつつある感じ。
もっと好きな人には素直に優しく接しなさいよ!!!
なんか、最近アオのハコの楽しみ方がわかってきた。
これあれだ、おばちゃんになった気持ちで外野からヤジるのがおっさん読者の楽しみ方だ。
■呪術廻戦
鹿紫雲めちゃめちゃ強いじゃん。
雷使いはやっぱり少年漫画内では最強クラスですからね。
パンダの新形態披露する間もなく瞬殺。
でもどうなんでしょう、これで終わる気もしないです。
パンダはもうちょっと粘るはず。
夜蛾学長の思いを背負ってますからね。
■すごいスマホ
剥奪条件項目に403 fobiddenがあるってズルくないですか?
こういうのは逆に先に開示しておいて引きを持たせた方が読み手としては楽しいんだけどなぁ。
あと、今回いずれ主人公のサポートかライバルになるであろう、警察側のキャラが出てきましたね。
個人的には全然惹かれなかったので残念。
デスノートをやりたいのであれば、ライバルやサポートが濃いキャラじゃないと、と思ってしまいます。
デスノートの成功はLやリュークの個性あってこそだと思うんです。
■サカモトデイズ
リモートでのバトルって負けても楽の評価下がりづらいから、凄く便利だよなぁ。
というわけで、シン君だけでは荷が重かったのか坂本登場!
非常にジャンプっぽくて良いと思います。
■あかね噺
阿良川一生の印象が少し変わった回。
一筋縄ではいかねぇ、モンスタージジィなんでしょうけど、全ては落語界の発展のため、献身しているのでしょうか。
破門についても深い意味がありそう。
一生とあかねの対談はメチャクチャ面白そうですよね。
多分、「落語漫画での対談シーン」が長期連載になるかの試金石アンド一つ目の山場になる気がします。
可楽杯楽しみです。
■夜桜さんちの大作戦
突然の東京喰種感。
でもなんか、狂った感じの表現がステレオタイプなので、イマイチのれません。
どうせなら月山習位ぶっ飛んでほしい。
「正確に言えば、金木君が食べながら、金木君を食べたい。そうしたい!」
名言です。
■漫画家の猫である(読切)
僕弁の筒井先生の読切。
個人的にはあんまり好きじゃないけど、安定感あるプロットなので連載になりそう。
日常系が得意な作者なので、またまた中期連載くらいにはなるんでしょうな。
■逃げ上手の若君
あ、前回は別に重い鎧にエクスタシー感じてたわけではないんですね。
火計は楠木正成っぽいゲリラ戦法ですね。
いきなり瘴奸とのバトルが始まりました。
真正面からぶつかって勝てる感じがしないのですが、どうなるやら。
■僕とロボコ
iphoneが数グラム軽くなったら誉めるくせに!!
確かに。
■PPPPPP
ラッキーくんを気に入ったのはきっと凄い人なんでしょうね。
世界的な指揮者なのか、演奏家なのか。
ジョジョに出てきそうな不気味なキャラデザが好き。
次号より新章&センターカラーですって。
人気あるんだなぁ。
■地球の子
ふと思ったんだけど、新海先生自身が今子育て中なんだろうか。
育児ハイになった感じでそのまま作品に反映させているような気がする。
それはそれで良いとして、キャラ表情があんまり響かない。
令助の目が怖い時があります。
だから、なんか見ててものめり込めないです。
■マッシュル
修行回もそろそろ終わりに近づいてます。
思ったよりも敵の侵攻は早めに来てしまいそうな感じ。
まぁ、万全の準備をかましました、ってよりギリギリ仕上がっていたっていう方が盛り上がりますよね。
悟飯をアルティメット化させた界王神の理屈じゃないですけど。
■高校生家族
ギャグなら、光太郎負けるところだろうがよ。
■ドロンドロロン
なんか呪術っぽい展開になりました。
あんまりまだクサナギに愛着がわいてないんだけどなぁー。
ドウサンは割と好きなキャラ。
■たんぽぽ(読切)
惜しい感じ。
最後のたんぽぽが唐突すぎて、微妙でした。
例えば、過去に踏んづけてしまったたんぽぽと一緒に綿毛が散って、その先で新たに花を咲かせていた、みたいなプロットを入れていたら、良い感じの話になったきがします。
人は自分の利益の為に、何かを犠牲にしているけれど、それが全て悪いことに繋がるとは限らないよね、的な。
■アンデッドアンラック
普通に面白かった。
パラレルワールド設定というよりはアカシックレコード設定の世界観なんですね。
全ての世界線は一本で、過去を織りなす事で未来を改変できる、と。
その昔ヤングサンデーで連載されてた「カケル」という漫画みたい。
ラトラを救う未来の為に、今回のループを捨てる決意をしたアンディ。
読み応えのある回でした。
■アヤシモン
独歩本人じゃないのね!!しかし独歩で良かったんじゃねぇか?
でも新形態かっこいい。
人が感じる不安の実体化…これまた呪術っぽい。
いや、妖怪っていうのはそもそもそういうものなんだけど。
■守れ!しゅごまる
煽りの酷さよ。
◆総括
読み切りも新連載も割ときつい感じ。
あかね噺だけが安定飛行をしていますね。
ガモウ先生と稲垣理一郎先生と冨樫のヤローを呼んできてください。
あと久保先生のBurn the witchも連載でお願いします。
それくらいしないと、そろそろジャンプ読むの辛いです。