2023年11号の感想
というわけで、今週の感想です。
■あかね噺
滅茶苦茶読後感が良かったです。
凄いな、と思うのは、落語に精通してなくても、何となく読み取れる描き方をしているところ。
八正師匠に「りえんとの一件に似ている」と言い切らせることにより、うららと朱音のやりたかったことが一気に浮き彫りになりましたね。
このへん、あえて語らずおしゃれに展開するやり方もあったんでしょうけど、それだとついてこれない人もいるから(多分私もそうでした)丁寧に演出してるんだな、と思いました。
メタ的な事を言うと、堅実に話を進めている感じで非常に順調に見えますが、そろそろ次なるカタルシスへの布石を打っていって欲しい感じもあります。
なんというか「面白い」じゃ満足出来なくなってきてます、良い意味で。
■ワンピース
ビビ登場。
嬉しいね。
コブラがヤバい事になってた記憶があるのですが、大丈夫そうで安心。
以前にモルガンが言っていたビッグニュースを忘れつつあるのですが、あれって全部回収されたんでしたっけ?
まぁ、次回また思わせぶりな展開に進んでくれそうだから、当分楽しめそう。
■呪術廻戦
ここ数回の展開は最近のジャンプ連載作品通しても随一の面白さだと思います。
鵺が滅茶苦茶ヤバそうになってて笑った。
使い手が変わると、十種影法術の威力も変わるんですね。
そして天使は普通に宿儺の天敵っぽい。
クリティカルに効いてる感じがしますが、絶妙な引きで次回休載。
待ち遠しい限りです。
一つ消化しきれてないのが、契闊の傷付けない対象に虎杖を含んでないなんて描写ありましたっけ?
「誰も殺さない、傷付けない」だった気がするんですが。そうなると虎杖の指ちぎってるのはアウトな気がするんですが…。帰ったら単行本読み返します。
あと、華を殺そうとしてるのはもう1分たったってこと?そういう描写は入れて欲しいなぁ、と思いました。
■ウィッチウォッチ
普通にボッスン出てきた。
普通にスイッチも出てきた。
相変わらず仲良さそうで安心です。
にしても、なんかどんでん返しが微妙だった気が…。
2周年ということで結構期待したんですけど、うーん。
スケットダンス読みたいっすね。
■人造人間100
色々と腑に落ちない点が多いのは気になりますが、展開としては面白いです。
勝負回として非常に良かったんじゃないてですかね。
ただ、掲載順位落ちてきてるので、ここで踏ん張れないと打ち切りですね。
多分厳しいだろうな、というのが本音。
自分が好きな、応援したくなるキャラに共感して、のめり込んで読めると細かい整合性はどうでも良くなるし、「来週もこのキャラに会いたい」って思うんですけど、あしびくんのキャラはまだ捕まえづらいっすね。自分ごととして見られない。
ロキシーに対しても全然共感できませんでした。
うーん。
◆総括
今週はこれといって、特筆するような作品は他には無かったです。
読み切りがありましたね、ウーパールーパーのやつ。
改めて、私が小学生の時に読んでいた読み切り作品と比べると、最近の読み切りって滅茶苦茶レベル高いなぁ、と感じます。
インディーズ界隈の技術が上がっているのは音楽だけじゃないんだな、と。
だからこそ、ちょっと弱く感じました。
来週は呪術廻戦が無いので残念。